まさに“旬”の人である

 まさに“旬”の人である。凱旋(がいせん)来日の会見で「年内にトップ5に入る」と大坂なおみさん。出場する東レ・テニス大会での活躍が目に浮かぶ▼都内のデパートに行って驚いた。全米オープン決勝で着用していた日本製の腕時計を大々的にPR。黒いフェースの最新型で確かにかっこいい。服装にも注目が集まる。清楚(せいそ)なワンピース姿でテレビに出たことも、愛らしく好印象につながった。経済波及効果から〈ナオミクス〉なる造語も飛び出す▼20歳の若さ。実際は相当大柄である。身長180センチ、体重69キロ。決勝の相手セリーナ・ウィリアムズは36歳で175センチ、70キロ。頂上戦は超大型選手同士の戦いだった。辛抱強いラリーで抜群の強さ。いらだったセリーナはコートにラケットをたたきつけた。その姿は心理戦でも勝ったことを裏付ける▼所属先の日清食品は新聞の全面広告で快挙を祝った。同社は彼女の写真入り優勝記念カップヌードルを検討中という。そういえばカップ麺は約半世紀前に日本で生まれ、今や世界中に親しまれている。大坂選手も3歳まで大阪で育ち渡米。今回の優勝で世界中に知れ渡った。同じ光景が見える▼母親・環(たまき)さんは北海道出身で祖父は根室市に住む。大坂選手の頑張る姿が大地震直撃の北海道に勇気を与えてほしい。

おすすめ記事

四季の新着記事

検索

e農サーチ e農サーチとは