せり1カ月ぶり再開 地震から復旧 1005頭出品 北海道安平町 ホクレン南北海道家畜市場

子牛のせりが再開されたホクレン南北海道家畜市場(3日、北海道安平町で)

 北海道安平町のホクレン南北海道家畜市場は3日、地震後に中止していた肉牛子牛のせりを1カ月ぶり再開した。中止となった先月に上場する予定だった子牛を含め1005頭が出品された。ホクレンは安定的なもと牛供給の体制を整え、被災農家の生産を支援する。

 同市場では9月の肉牛のせりを5、6の両日、予定していた。しかし、6日未明に北海道地震が発生。同市場も震源に近く、施設の天井の一部や牛舎のシャッターが壊れるなどの被害を受けた。参加者の安全性などを考え、同日分のせりは中止になった。

 同市場は、せりの再開に向けて必要な箇所を修繕。今月3日から5日まで、通常よりも1日多い3日間の日程で子牛のせりを開くことになった。3日には、9月に出品予定だった約730頭を加えた計1005頭の黒毛和種と交雑種(F1)の子牛などを出品した。

 肉牛子牛のせりの成約率は95・6%で、最高価格は108万2160円だった。ホクレン苫小牧支所は「成約率も相場も通常と変わらない水準」と安どする。4日に885頭、5日には914頭の黒毛和種が出品される予定。先月 出荷予定だった頭数を除くと出品頭数は、例年並みか少し多いという。

 同市場では、損壊して使えなくなった牛舎の牛を農家から一時的に預かり、飼養する支援も行っていた。ホクレン苫小牧支所は「先月に出品できなかったことで、影響を受けた農家もいる。もと牛を安定供給する体制を整え、被災農家を支援したい」と話す。

 6日には乳牛のせりも再開し、362頭が出品される予定だ。 
 

おすすめ記事

営農の新着記事

検索

e農サーチ e農サーチとは