猛暑でかき氷人気 4・5%増と好調 6~8月練乳市場

 記録的な猛暑の影響で、今夏の練乳市場が好調だった。調査会社のインテージによると、6~8月の練乳市場は2017年同期比で4・5%増の4億3620万円。かき氷にかける練乳の消費が増えたことが主な要因だ。同社は「猛暑でかき氷の多様なレシピがインターネットで紹介され、家庭で作る機会が増えた」と分析する。

 3カ月間で最も金額が伸びたのは8月で、前年同月比6・6%増の1億5240万円。森永乳業は「月末まで暑さが長引いたことで堅調に推移した」と分析する。小売りでの販売が増えている夏イチゴに練乳をかけて食べるケースもあったと推測するメーカーもある。

 容器別では、スーパーなどで販売しているチューブタイプが人気だ。「量が調整しやすく、定着した」と同社。

 メーカーも消費の勢いに乗って新商品を投入している。雪印メグミルクは、脂肪分を除いた「北海道練乳 脂肪ゼロ」(130グラム210円、税別)を用意した。北海道産生乳を使い、料理の隠し味にもなるとPRする。

 練乳は、主にイチゴが店頭に並ぶ春先に売り上げが伸びる傾向がある。今年は、暑さで需要が伸びた氷菓の製造を一時中止するメーカーもあるなど、「業務用の練乳も好調に推移した」(乳業関係者)という。18年通年の市場規模も前年を上回る見通しだ。

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