農業ワールド千葉で開幕 ドローン5機を同時制御 1ヘクタール防除 10分で

メーカーの担当者に展示品の説明を受ける来場者(10日、千葉市で)

 日本最大の農業総合展示会「農業ワールド」が10日、千葉市の幕張メッセで始まった。初出展の120社を含む620社が出展。農機やドローン(小型無人飛行機)、スマート農業など、最新技術を活用した農業資材やサービスを紹介する。12日までの3日間で、3万人の来場者を見込む。

 会場では「次世代農業」「6次産業化」「農業資材」の三つのテーマに分けて展示を行った。農作業の省力化・軽労化に役立つ製品、新規就農者や雇用就業者の確保に向けたサービスの展示が目立った。

 ドローンメーカーのDJIは、自動航行で農薬を散布するドローン「AGRAS MG―1P RTK」を発表した。コントローラー1台で、最大5機のドローンを同時に制御でき「大規模な農地の農薬散布をさらに効率化できる」(同社)とアピールする。この機種は10分で農地1ヘクタールに薬液を散布できる飛行能力を持つ。タンクには、液体10リットルを入れることができ、付け替えで粒剤にも対応する。

 選果機を手掛けるシブヤ精機は、自動で果実の箱供給、箱詰めをするロボットを披露した。ロボットハンドで果実を優しくつかみ、傷を付けずに選果する。会場では、トマトと柿をコンテナ内から取り出し、仕分けラインに流して箱詰めまでを実演した。今後は精度を高めて商品化を目指す。同社は「人手不足が深刻な現場を最新技術で助けたい」と語った。
 


 

動画が正しい表示でご覧になれない場合は下記をクリックしてください。
https://www.youtube.com/watch?v=JodavYaZDSI
 

おすすめ記事

動画ニュースの新着記事

検索

e農サーチ e農サーチとは