昆虫フルコース お味は? 新潟県長岡市で食を考える催し

赤トンボの羽を広げた素揚げ(新潟県長岡市で)

 自分で捕った昆虫を食べ、食について考える「里山昆虫食入門」が、新潟県長岡市の国営越後丘陵公園里山体験工房であった。専門家と参加者10人が昆虫を天ぷらなどに調理し、ドキドキしながら昆虫のおいしさを味わった。

 工房前の水田で捕まえたイナゴ約100匹、コオロギ、カマキリ、トンボなどを加熱してから、イナゴは衣を付けて天ぷらにし、他は素揚げにした。その他、蜂の子とスズメバチの親子ご飯、セミの幼虫、成虫の唐揚げ、ジョロウグモのゆでものなど7品が加わった“フルコース”を堪能した。

 指導した東京都日野市の昆虫料理研究家、内山昭一さん(67)は「身近な昆虫を通じて持続可能な食を考えてもらいたい」と貴重な体験を呼び掛けた。

 柏崎市から2人で参加した若井貴志さん(33)は「食べやすかったのはイナゴとトンボ。イナゴの天ぷらはエビのかき揚げと同じで抵抗なかった」と話す。五百川洋祐さん(33)は「セミの幼虫と成虫では、幼虫が鶏の唐揚げのようでうまい」と絶賛していた。参加者は全員初心者で、見た目の抵抗感があったが慣れてくると環境に優しい食材に理解を示していた。

おすすめ記事

地域の新着記事

検索

e農サーチ e農サーチとは