ハーバリウム人気 日持ち重視の若者支持 花き商品

 ガラス瓶の中に花などの植物を入れ、専用のオイルで封入した植物標本「ハーバリウム」について、未購入者の3人に1人が「購入したい」と考えていることが、日本フローラルマーケティング協会(JFMA)の調査で分かった。花の日持ちを求める傾向が強い20代や、自然な印象を好む30代の人気を集めた。

 調査は7月、全国の20~50代の男女520人にインターネット上で実施した。切り花など花き関連商品19品目を対象に、「購入した経験(購入経験)」と、購入経験はないが「購入したい意向(購入意向)」を複数回答で聞いた。ハーバリウムの購入経験があった人は12%だった。一方、購入意向は32%で、全体の5番目と高い。20代と30代が共に3割を占め、若い世代の人気の高さを示した。特に30代は全商品の中で最も高かった。

 人気を集める背景には、日持ちを心配せずに鑑賞できることがある。20代は生花を購入しない理由として、「すぐに枯れたりしおれたりして持たない」と考える割合が高かった。協会は「花持ちを気にせず気軽に楽しめることもハーバリウム人気の要因」とみる。

 購入経験が最も多かったのは切り花(71%)で、鉢花(57%)、観葉植物(43%)と続いた。購入意向は観葉植物(36%)が最多。切り花(36%)は2番目だった。

 花の購入率と用途も調べて、10年前と比較した。贈答、自宅用共に各年代で購入率は下がったが、20代の自宅用が0・8ポイント増となり、唯一増えた。 
 

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