[活写] 急斜面 軽々 刈るズラー

開発が進む、無線操縦する除草機「カルズラー」。急斜面での畦畔管理の省力化に期待がかかる(長野県岡谷市で)

 長野県岡谷市の精密部品加工会社、牛越製作所が、安価で普及しやすい無線操縦式畦畔(けいはん)除草機の開発に挑んでいる。

 県農業試験場や大学などと連携し、これまで3年間で7台を試作。山間地が多い同県の農地に合わせて、45度の急斜面も刈れる能力を目標に設定した。価格は現行製品の150万~700万円より大幅に安い、60万円台を目指す。

 現在、最も有望な機体を「カルズラー」と名付け、実用化に向けた試験を重ねている。独自開発のクローラーで進みながら、ガソリンエンジンで回る四つの回転刃で除草する。車体は長さ110センチで幅65センチ、重さ65キロで、軽トラックで運べる。長さ50メートルの畦畔を最短15分で除草できる。

 開発を担当する同社の阿部正隆さん(54)は「危険な除草作業を、技術で楽にしたい」と力を込める。早ければ来年秋にも発売する予定だ。(染谷臨太郎)



 

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