[活写] 仕上げ いよいよ

正月に玄関などに飾るしめ飾りを仕上げるJAいわて花巻西和賀地域しめ飾り部会の農家(岩手県西和賀町で)

 師走に入り、正月準備着々──。岩手県西和賀町で正月のしめ飾り作りが佳境に入っている。JAいわて花巻西和賀地域しめ飾り部会の農家が、稲わらを寄り合わせた土台に、松の枝や紅白の紙垂(しで)をあしらう仕上げ作業に追われている。

 同地域は50年以上続く産地。部会員8人が輪飾りやしめ縄など20種、合わせて約1万5000個を作り中旬までに県内外に出荷する計画だ。

 材料の稲わらは、飾り作り用に育てた茎が長い稲を使う。前年の8月に青刈りして確保。編む作業などを少しずつ進め、1年がかりで備えた。出荷が終わると、すぐに翌年分の製作を始める。

 部会長の久保良子さん(74)は「冬だけの手仕事と思われがちだが、作業は通年ある。正月に飾りたいと思ってもらえるよう、こだわっている」と話す。(染谷臨太郎)

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