きのうから賀詞交歓会が本格化し

 きのうから賀詞交歓会が本格化し、今年の漢字一文字が語られる。揺れ動く国内外に、どの字がふさわしいのか▼農業団体中央機関の言葉で重なったのは、JA自己改革と貿易自由化への備え。年末のTPP11発効で日本はこれまでとは桁違いの市場開放が迫られる。いわば“農業総自由化”の時代に入ったと見ていい。国内対策を拡充したとはいえ、将来不安は尽きない▼3月にはJA全国大会、5月末には農協改革集中期間の期限、7月にも参院選を迎える。やはり今年の漢字一字は〈かい〉と読むいくつかだろう。まずは改革、改選の〈改〉。規制改革に振り回されては農村消滅の〈壊〉になりかねない。対抗する〈解〉は“さきがけ”の意を持つ〈魁〉を込めた自己改革の完遂である▼いま一つ、〈きょう〉と読む漢字も思う。協同組合の〈協〉は3人寄れば“十人力”との結集力を表す。小さな力でも集まれば大きな成果を生む。格差が広がる今こそ協同組合の出番である。今年から国連の「家族農業の10年」も始まった。そして〈共〉。あらゆる組織と共に歩まねば明日は開けない。〈郷〉はどうか。懐かしい顔が次々浮かぶ故郷は、心の支えに違いない▼〈協〉を用いた四字熟語に〈同心協力〉がある。この四字を胸に、この一年を進みたい。

おすすめ記事

四季の新着記事

検索

e農サーチ e農サーチとは