きょうから大学入試センター試験が始まる

 きょうから大学入試センター試験が始まる。今年は約57万人が出願し、受験シーズンが本格化する▼受験生の聖地ともいえる東京・湯島天神を訪れると絵馬が幾重にも掛けられ、滝のようになっていた。「志望校絶対合格」「合格祈願」など合格の二文字が並ぶ。努力の後は神頼みという心境だろうか▼そんな受験生の“食べるお守り”の代表格といえば「愛媛いよかん」。「伊予カン食べていい予感」というフレーズはすっかり定着。12日には同天神で特別祈願を受けた伊予カンを求め、受験生の家族らが列をつくった。一番前に並んだ女性は、友人の子どもが伊予カンを食べて医学部に受かったと聞き「あやかりたい」と期待を込めた▼今年は西日本豪雨で被害を受けた産地にとっても思いは格別だろう。JAえひめ中央の経営管理委員で、松山市で伊予カンを作る青井幹夫さんは「道路が寸断され局所的な被害を受けたが、産地を守らないといかん」。西宇和青壮年同志会会長の玉井真吾さんも「元に戻るまでには10年以上はかかる。それでも、愛媛のかんきつが日本一であり続けるためにやることをやる」と決意する▼祈禱(きとう)を済ませた伊予カンを頂いた。口いっぱいに広がる爽やかな香り。これはいける。受験生も産地も。いい予感がありますように。

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