[岐阜・JAぎふ移動編集局] 女子バレーチーム日々の業務と両立 V1昇格へ奮闘 監督も総務課勤務 「職場、仲間に恩返しを」

V1昇格に向けて活躍を誓うJAぎふリオレーナのメンバー(岐阜市で)

 日本女子バレーボールV2リーグに所属する岐阜県JAぎふの実業団チーム「JAぎふリオレーナ」が、最上位リーグV1への昇格を目指し奮闘している。今季、ここまで14戦を終えて10勝4敗の3位。選手はJAでの業務と練習を両立させながら、女子スポーツの世界でJAの知名度アップに貢献している。

 チームは1979年に創設。選手は平日フルタイムでJAに勤務し、業務が長引けば練習開始の午後6時に集まれないこともある。

 仕事との両立は、椿本真恵監督が常に厳しく選手に指導していることの一つ。久光製薬などで第一線で活躍した椿本監督自身も、総務課での事務作業をこなす。椿本監督は「仕事をしっかりやれば、居場所ができるし、職場の人にも応援してもらえる」と強調する。

 チームには全国の高校や大学の強豪校から選手が集まる。静岡県出身で祖父が農家だった最年長の中村早紀子さん(31)は今年からコーチ兼任でチームを支える。井上実咲さん(26)は所属していたチームが廃部となり、昨年移籍してきた苦労人。岐阜市出身の吉井奎乃さん(22)は「リオレーナでバレーがしたい」と京都の強豪校を卒業後、JAに入組した最年少選手だ。

 2、3日に行われた上位との直接対決で痛恨の連敗を喫し、3位に転落。上位6チームで争うプレーオフ進出をほぼ確実にしているだけに、残り3戦をしっかり勝つことを目指す。

 プレーオフで1位になれば自動昇格が決まる。中村さんは「昇格することが支えてくれるJAやファン、職場の仲間への恩返しになる」と意気込む。9、10の両日には岐阜市の岐阜メモリアルセンターふれ愛ドームで今季ホーム最終2連戦(ともに午後1時開始)を予定している。 
 

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