[岐阜・JAぎふ移動編集局] 融資残高2年半で2・5倍 「農業者の思い」新資金で後押し

 岐阜県のJAぎふは、本店金融部の「農業経営サポート室」を中心に、農業融資の拡大に成果を上げている。2018年12月時点の農業融資残高は24億9000万円と、同室の設置から2年半余りで約2・5倍に拡大。営農経済、金融の部門間連携による情報共有の強化や、限度額、期間の拡大を図った新資金「農業経営サポート資金~あぐりサムライ」が強力な“武器”となり農家のメインバンク機能を発揮している。

 農業融資の新規実行件数は17年度が213件と前年度より約100件増。18年度も順調に増えている。

 同室は16年4月に設置。職員4人が、地域農業の担い手に出向くJA担当者(愛称TAC=タック)らと共に農家の元に出向いている。

 新資金「農業経営サポート資金~あぐりサムライ」は同室が中心となり16年5月に誕生。限度額は個人5000万円、法人・団体1億円以内とし、期間は証書貸し付けの場合、25年以内とした。同資金でこれまでに72件5億6000万円の新規実行を実現した。

 事業性を評価し、設備投資関係だけでなく、農業経営の基盤となる運転資金など多様なニーズに柔軟に対応している。

 瀬古誠金融部長は「農業者の思いを形にする融資を目指す。地銀などの他金融機関も農業者への融資や事業マッチング強化を図る中、農家のメインバンクとして一層、関係を深めていきたい」と話す。
 

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