日米交渉 4月にも

 日米貿易協定交渉の初会合が、4、5月に米国で開かれる可能性が高まってきた。米中貿易協議の合意期限が3月まで延長されることを受け、日米の交渉入りは4月以降となる公算が大きいためだ。トランプ米大統領が来日を予定する5月下旬よりも前に初会合を開く見通し。交渉は、米国の対日貿易赤字の8割を占める自動車・同部品の扱いが焦点。農業分野も注視が必要だ。

 米国は、中国との貿易摩擦の解消を優先し、3月1日を期限に閣僚級の協議を進めてきた。トランプ大統領は24日のツイッターで、米中貿易協議の期限を延長し、3月中に中国の習近平国家主席と米国で会談、最終合意を目指すことを示した。

 日本政府は、5月26日とみられるトランプ大統領の来日前に、茂木敏充経済再生相とライトハイザー通商代表部(USTR)代表による交渉を始める段取りを描く。

 日米両首脳は5月の他、6月の20カ国・地域(G20)首脳会議(大阪市)で会談する可能性がある。日程は、首脳会談を軸に調整が進む見込み。

 交渉では自動車分野の数量規制など強硬な措置を求めてくるとみられる米国の圧力をどうかわすかが問われる。農産物では関税の削減・撤廃などを目指す方針を示しており具体的な品目を含め、米国がどう要求してくるかが焦点となる。 
 

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