「特A」米 最多55銘柄 魚沼コシ返り咲く 18年産食味ランキング

 日本穀物検定協会(穀検)は27日、2018年産米の食味ランキングを発表した。最高評価の「特A」に格付けされた産地品種銘柄数は、前年産より12多い55となり、3年ぶりに過去最高を更新した。新潟・魚沼「コシヒカリ」など17年産で特Aを逃した主産地が返り咲いた他、「雪若丸」「銀河のしずく」などの新ブランド米が台頭した。産地間競争が激化する中、「米の販売戦略として特A取得を重視している産地が多い」(穀検)。

 対象となったのは、44道府県の154銘柄。前年産から3銘柄増え、過去10年で最多となった。

 初めて特Aを取得したのは9銘柄。18年産で本格デビューした山形県の新品種「雪若丸」は初出品で、村山と最上の2地区で特Aを獲得。岩手県の「銀河のしずく」は、県中地区が前年産のAから格上げされた。

 静岡・西部「にこまる」と徳島・北部「あきさかり」は、それぞれの県産米として初の特A取得となった。出品がない東京、大阪、沖縄を除き、特Aを一度でも獲得したことがあるのは2県増え42道府県となった。

 比較可能な銘柄のうち、特Aに格上げされた銘柄数は18で、A以下に格下げされた9銘柄を上回る。北海道や新潟といった主産地が相次ぎ不作に見舞われたが、食味評価への影響は限定的だった。穀検は「肥培管理の徹底など、各産地が品質向上への取り組みを強化した結果だ」と話す。

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