TPPで豪州産米 SBS落札ゼロ

 昨年12月末に発効した環太平洋連携協定(TPP)を受け、農水省は27日、オーストラリア向けに新設した売買同時契約(SBS)方式の米の輸入枠について、初回入札を開いた。契約予定数量1000トンに対し、落札量はゼロだった。1703トンの申し込みがあったものの、入札価格が折り合わなかった。

 今回、発効初年度の年間枠の半分に当たる1000トンが上場された。だが、主力のうるち精米短粒種などをはじめ同国産米は全く落札されなかった。オーストラリアとの2国間の取り決めで、落札残の1000トンを対象とした入札を28日に再び開く。大手米卸は「価格動向を見極めようと低い価格で入札したが、落札できなかった」と話す。

 日本は、TPPでオーストラリア向けにSBS枠(初年度は6000トン)を新設。発効初年度の今年度は、月割り分(2018年12月~19年3月の4カ月分)の2000トンが取引される。 
 

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