TPP発効2カ月 牛肉輸入3割増

 TPP発効後の1、2月の2カ月間で、TPP参加国から5万5000トン超の牛肉が輸入されたことが、7日公表の財務省のまとめで分かった。前年同時期を3割近く(1万2000トン)上回った。輸入業者がTPP発効で関税が下がった国からの調達を強めている。

 輸入があったのはオーストラリア、ニュージーランド(NZ)、メキシコ、カナダの4カ国。TPP発効で、カナダ産とNZ産は関税が38・5%から27・5%に下がった。

 4カ国からの2月の牛肉輸入量は前年同月比1%増の2万2489トン。2月単月で見ると過去5年で最多だった。1月(3万2885トン)と合わせた2カ月分で前年同期比28%増の5万5374トンとなった。

 1月の輸入実績は、カナダ産が5倍、NZ産が3倍、オーストラリア産が4割増えた。2月についても「1月同様にカナダ産をスーパーや外食に新規提案した」(都内の輸入業者)。

 2月1日に日本との経済連携協定(EPA)を発効した欧州連合(EU)産牛肉は同月28日までの1カ月で102トン輸入された。
 

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