ハレの日もリンドウを ブライダル向け 需要開拓へ 岡山・JA阿新

ブランドイメージの確立に向け作製したポスター(岡山県新見市で)

 葬祭や仏花のイメージが強いリンドウを、結婚式など“ハレの日”に使ってもらえる花にしようと、岡山県のJA阿新花卉(かき)部会は、新たな戦略に乗り出す。今シーズンから、オリジナル品種を本格的に導入して「プレミアムりんどう」のブランド化を推進。花嫁がリンドウのブーケを持つ斬新なポスターも作製し、イメージ向上を狙う。

 ポスターは、純白のウエディングドレスを身にまとった女性がピンクと白の花色のブーケを胸に抱えるデザイン。最高のハレの日に、特別な花を活用してほしいとの思いを込めた。

 「プレミアムりんどう」は、奥山亮部会長が5年かけて育成した晩生品種で紫系の「奥の秋風」とピンク系の「大奥」がある。10月下旬~11月上旬に出荷を迎える。「奥の秋風」は今春、部会で8アール6000本の苗を新植し、2年後には3万本の出荷を計画する。

 ドライフラワーの商品化にも取り組む。昨シーズンは、2018年7月に起きた西日本豪雨被害で切り花として出荷できない花の部分だけを乾燥加工。専門店の協力でアレンジメント、コサージュ、ピンバッジ、ピアス、ブローチ、かんざしなどを製品化した。奥山部会長は「あらゆる機会を通じてリンドウの魅力を広げ、ブランドを確立したい」と意気込む。
 

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