思わずアルプスの少女・ハイジを思い起こした

 思わずアルプスの少女・ハイジを思い起こした。NHK朝ドラ「なつぞら」で主人公の女の子が荷馬車に揺られるシーンは、何とも切ない気持ちがこみ上げてくる▼前半の舞台は雄大な北海道・十勝の酪農一家を中心に描く。同地は開拓者精神が息づく国内最大級の食料基地。本紙インタビューで「農村、農業のかっこよさ、力強さをドラマで表現したい」とヒロインの広瀬すずさん。農高生にもエールを贈り、今後の展開にも期待が膨らむ▼朝ドラばかりでなく、北海道にとって今年は大きな区切りの年と重なる。幕末の北方探検家・松浦武四郎が150年前、北海道命名と連なる「北加伊道」という言葉を挙げた。さらに、北海道農業の推進エンジンを担うホクレンの前身が設立され、きょう100年を迎える▼40年前、農協事業の全体像に肉薄し反響を呼んだ『農協 巨大な挑戦』(立花隆著)。その冒頭に取り上げられたのは、ホクレンとも関連する十勝・士幌農協(当時)の巨大農産加工コンビナート。今のJA自己改革を先取りする歩みは、自ら付加価値を高め農民を豊かにする道を示す▼ホクレンは今、販売・購買・営農支援を一体で進める。新たな100年も、「なつぞら」が描く開拓者精神同様に地域基盤を強固なものにしていくに違いない。 
 
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