「朝食抜く」若者 4人に1人以上 18年度 3・4ポイント悪化 農水省調査

 20、30代で週に4日以上朝食を抜く人の割合(朝食欠食率)が26・9%と、前年度に比べて3・4ポイント悪化したことが、2018年度の農水省の調査で分かった。20代では男性が4人に1人、女性が約5人に1人の割合で「ほとんど食べない」と回答。政府の第3次食育推進基本計画で若い世代の朝食欠食率を15%以下とする目標を掲げているが、その達成は厳しく、むしろ後退している。

 20、30代では朝食を「ほとんど毎日食べる」が66%。次に多かったのが「ほとんど食べない」の17・9%。「週に2、3日食べる」の9・0%と合わせると26・9%だった。その他では、「週に4、5日食べる」が7・1%だった。女性よりも男性、30代よりも20代の方が朝食を食べない傾向にあった。

 若い世代への食育は、第3次計画から重点課題に掲げた。数値目標も設定されたが、作成時の欠食率24・7%から悪化している。

 東京農業大学の上岡美保教授は「今の20代は、進学などで親元を離れたことを機に、朝食を食べなくなる傾向にある」と指摘。「知識だけでなく、自分で実践する力を、子どものうちに身に付けることがこれからの食農教育に求められている。子育て世代への働き掛けが重要」と強調する。

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