[農の発信“巨”点](1) そびえるタンク 地元の“期待”一身に

産地にそびえるスイカ柄のガスホルダー。西日に照らされて輝いていた(岩手県滝沢市で)

 岩手県滝沢市に、黒い縦じまが入った濃い緑色の球形ガスホルダーがそびえ立つ。その姿はスイカそのもの。同市が有名ブランド「滝沢スイカ」の産地だと示す“顔”だ。

 直径21メートル、高さ24メートルで、中身は家庭用の都市ガスだ。市特産のスイカのPRに役立とうと、2003年に盛岡ガス滝沢工場が模様を描いた。

 間近の東北自動車道からもよく見えるため、宣伝効果は抜群。地元では「スイカタンク」と親しまれ「市内で知らない人はいない」(同社)ほどだ。初代のタンクは15年に解体されたが、同年に隣接するものを塗って存続を図った。

 近くの畑でスイカを作る農家、澤村早苗さん(62)は「このタンクが『滝沢市といえばスイカ』と知らせてくれたね」と感じている。

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