新茶を楽しむ 急須を活用 夏は氷で

 新茶の季節を迎えました。農作業の一服に喉を潤すと、爽やかな香りと共に、疲れた体を癒やしてくれます。急須を使った新茶ならではの香りを楽しめる入れ方と、これから暑くなる時期に向けてぴったりな氷を使った入れ方、茶殻を捨てずにアレンジできるレシピを、埼玉県三芳町の狭山茶を生産する田畑淳子さん(38)に聞きました。
 

疲れを癒やす香り


 「新茶には独特の爽やかな香りや甘さがあり、リラックス効果がある。近ごろは手軽なティーバッグを使う人が増えているが、急須を使うと葉がしっかり開き、茶本来の香りや味が引き立つ」と話します。

 田畑さんは、茶の効能やおいしい飲み方を伝える「茶育指導士」の資格を持ち、顧客にアドバイスしています。

 その年に最初に生育した新芽を摘み取り作った新茶。「一番茶」とも呼びます。

 カテキンやビタミンCなど、風邪予防が期待できる免疫力を高める成分も豊富です。
 

茶葉多め湯温注意


 新茶を急須で入れるポイントは使う茶葉の量です。「煎茶なら2杯分(200ミリリットル)で3、4グラムの茶葉を使う。新茶ではより香りを出すために、さらに1グラムほど追加するといい」と助言します。湯の温度は高過ぎると渋味が出てしまうので注意が必要です。

 夏に向けて氷を使った入れ方もお勧めです。茶葉と氷を急須に入れて、常温で氷が溶けるまでじっくり待ちます。口当たりがまろやかになり、甘さが楽しめます。
 

茶殻のアレンジレシピ


 香りが残る茶殻を捨てるのはもったいない──。田畑さんは、おひたしとふりかけにすることを提案します。

 おひたしは、茶殻を10秒ほどさっと湯がいて水気を切り、しょうゆやポン酢を掛けます。好みでかつお節やごまを加えます。茶葉の香りや苦味をしっかりと楽しめます。

 ふりかけは、ごま油を引いたフライパンで茶殻を炒め、香ばしくなったら、しょうゆ、みりん、砂糖を加えます。茶葉5グラム当たり、しょうゆ小2、みりん小1、砂糖小1と2分の1です。好みでかつお節とごまを加え、汁気がなくなったら完成です。ぱりぱりした食感が特徴です。

 田畑さんは「新茶を楽しみながら、余すところなく活用してほしい」と呼び掛けます。 



 

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