アフリカ豚コレラ 香港で初確認 訪日客多く侵入警戒を

 アフリカ豚コレラに感染した豚が初めて香港で見つかったことが16日までに分かった。中国・広東省から運んだ生きた豚からウイルスが検出され、係留していた食肉処理場が豚6000頭を殺処分した。香港からの訪日客数は年間220万人で、中国、韓国、台湾に次いで4番目に多い。日本への侵入の警戒、厳重な水際対策が必要な状況が続いている。

 農水省によると、アフリカ豚コレラのウイルスを検出したのは、香港北部の上水地区にある食肉処理場。香港当局は10日に初発生を発表した。13日に殺処分を始めた。

 香港では約16万頭の豚やイノシシが飼育されているが、飼養施設での豚や野生のイノシシでの発生は見つかっていない。

 アフリカ豚コレラは豚やイノシシが感染する病気で、人間にはうつらない。ワクチンや治療法がなく、見つかった場合は殺処分するしかない。アジアでは昨年8月に中国で初めて見つかり、全土に拡大。モンゴルやベトナムなどの周辺国にも拡大している。 
 

おすすめ記事

農政の新着記事

検索

e農サーチ e農サーチとは