「機能性」自ら証明 次官ら健康弁当12週間 農水省

農研機構が開発し、農水省職員が食べ続けている機能性弁当「NARO Style弁当」(同省提供)

 機能性成分のある農産物の効果を身をもって証明──。農水省は、末松広行事務次官ら一部職員が農研機構開発の機能性弁当「NARO Style弁当」を一定期間食べて、体脂肪率などを計る「12週間チャレンジ」を始めた。職員自ら、機能性成分を多く含む農産物の弁当を食べ続けて健康づくりの効果を実証し、農産物の需要開拓などの後押しを狙う。

 弁当では食物繊維のβグルカンを多く含み、内臓脂肪面積の低下作用が報告されているもち麦などに着目。玄米に同機構が開発したもち麦「キラリモチ」を50%混ぜたご飯と、血糖上昇の抑制作用があるとされる「べにふうき緑茶」を軸に、目の健康維持に役立つルテインを含むホウレンソウ、疲労感を減らすとされるイミダゾールジペプチドを含む鶏ムネ肉など、さまざまな食材を日替わりで合わせる。総カロリーは700キロカロリー以内。

 同機構によると平日の昼食時、12週間続けて食べることで、内臓脂肪面積が9・2平方センチ減った成果が報告されている。

 弁当の効果をより明確にしようと、末松次官や別所智博農林水産技術会議事務局長ら幹部職員を含め18人が8月2日までの12週間、平日の昼食に食べ続ける。結果は個人名を伏せた上で公表する。

 同省は「もち麦や機能性成分を含む農産物の産地の応援につなげたい」(同事務局NARO Style弁当推進チーム)と話す。 

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