サクランボ「やまがた紅王」命名 “超大玉”500円玉サイズ

サクランボ「やまがた紅王」のパネルを掲げる山形県の吉村知事(4日、山形市の県庁で)

 山形県の吉村美栄子知事は4日、県産の500円玉大の超大玉サクランボ新品種「山形C12号」の名称を「やまがた紅王(べにおう)」と決めたと発表した。2022年度の先行販売、23年度の本格販売を目指す。輸出も視野に、香港や台湾、中国、韓国でも同名の商標登録を出願した。名称公募に1万5034件の応募があり、「山形紅王」の6件を含め、「紅王」が97件で最も多かった。

 命名について県は、「“サクランボの王様”の風格にふさわしい。親しみやすく、さくらんぼ県を内外にアピールできる」と説明。

 吉村知事は「期待の大型新人。多くの消費者に愛される世界のサクランボに育ってほしい」と期待を込めた。

 「やまがた紅王」の生産は登録制。18年度から苗木の供給が始まり、これまでに天童市や東根市、寒河江市、山形市などの1619経営体が登録。1万1780本の苗木が配られた。

 県やJAなど生産・市場・流通関係者などで組織するブランド化プロジェクト会議は、19年度は早期ブランド化に向け、6月下旬に首都圏などの流通関係者を対象に求評会を開く。

 果肉が厚く、日持ち性に優れる特徴を生かし、8月上旬の山形花笠まつり期間までの長期貯蔵技術の開発に取り組む他、台湾や香港など東アジアへの輸出に向けた実証試験も始める。
 

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