[日常生活の中で 防ごう認知症] ダンス療法 心身双方に良い刺激

「タオルを持つと遠心力が加わり、大きな動きになる。関節を意識して動かして」と助言する利根川さん(左)(神奈川県相模原市で)

 認知症の原因の一つに血流の低下があります。食事とともに認知症予防の柱となるのが運動です。日本認知症予防学会は、認知症の予防効果が期待できるとして「ダンス療法」に注目しています。指導する「利根川Kスタジオ」(神奈川県相模原市)主宰の利根川久女紅(くにこ)さん(74)に、効果と方法を聞きました。
 

使わない筋肉動かす


 「ダンス療法の特徴は、心身の両方に良い刺激を与えることだ」と利根川さんは話します。ダンス療法は体を動かすことで全身の血流を良くし、音楽や歌で脳を刺激することで、認知症の予防につながると考えられています。日常生活で使わない筋肉を動かし、関節の柔軟性や筋力を維持することは、フレイル(虚弱)やロコモティブシンドローム(運動器症候群)の予防にもつながります。
 

習慣付けが最も大切


 利根川さんが勧めるのは、童謡や歌謡曲などを口ずさみながら行う体操です。

 体操によって①関節を柔らかく保つ②筋肉量を維持する ③瞬発的な動作がスムーズにできる──ことを目指します。特に全身に血液を送る役割を果たし“第二の心臓”と呼ばれるふくらはぎをしっかりと動かします。歌うことは自然な呼吸につながります。懐かしい歌を思い出すことで気持ちが若返り、やる気や元気が出ます。

 「体は使わなければ使えなくなり、動かなければ動けなくなる。椅子に座ったら必ず行うなど、習慣化が大切」と利根川さんは強調します。 

 
 

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