「天国でゆっくり休んで」

 「天国でゆっくり休んで」。手塩にかけた歌手らの感謝を込めた追悼が続く。ジャニー喜多川さん逝く。享年87▼国民的アイドルを輩出してきた。夢を形にしながら、その熱い思いは老若男女を問わず人々の心に“希望”という明かりをともす。育てたアイドル、グループは、どこかで自らの青春の甘酸っぱい思い出の大切な宝物として胸に刻み込まれてきた▼歌って踊れる〈男性アイドル〉という新ジャンルを確立した。育成方針がはっきりしていたためだろう。輝きながらも清潔感がある。騒々しいだけの今風の芸人とは一線を画す。所属タレントのCDなどの売上総数は1億5000万枚近く。記録的なナンバー1ヒット曲数はギネス認定された▼象徴はSMAP。昭和は美空ひばりさんで終わり、平成はSMAPで始まる。そんな時代の変わり目で活躍した。売り上げ162万枚の代表曲「夜空ノムコウ」。〈あれからぼくたちは何かを信じてこれたかなぁ〉。そして〈夜空のむこうには明日がもう待っている〉と続く。夜が明け日が昇り再び始まる明日とは、人々の希望とも重なる▼TOKIOの城島茂リーダーは、政府の農福連携会議で中家徹全中会長と同席し、地域振興で言葉を交わした。ジャニーさんが念じた希望という光で、地方も照らしてほしい。 
 

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