[活写] お飾り燦々(さんさん)盆を迎えて

畑でホオズキを収穫する田中さん。茎の根元からはさみで切って盆飾りに使う(7日、静岡市で)

 8月盆が近づき、JA静岡市管内の茶農家らが、盆飾りに使うホオズキの収穫作業に励んでいる。手掛けるのはJA藁科(わらしな)補完作物実践部会のメンバー6人。茶の作業が少ない7、8月に収穫できる作物として9年前から作り始め、経営に役立てている。

 メンバーの田中さち江さん(65)の畑では、2月に定植したホオズキが高さ1メートルほどに生長。実が入ったオレンジ色のがくが鈴なりになった茎を収穫している。

 同部会は、収穫したホオズキをアワや栗、柿の枝などと束ねて県内独特の盆飾りを作る。今年は7月盆向けと合わせて約1600セットを、JAの直売所や市内の生花店などに出荷する予定だ。

 部会長の望月道子さん(64)は「ホオズキは、ご先祖様が帰ってくる際の目印といわれている。色鮮やかなホオズキを飾って盆を迎えて」と話す。(富永健太郎) 
 

おすすめ記事

地域の新着記事

検索

e農サーチ e農サーチとは