「乳和食」本 世界2位に ホエーだし提案 グルマン世界料理本大賞

乳和食のレシピ本

 JA健康寿命100歳プロジェクトで推進している乳和食のレシピ本が、世界的な料理本コンテストである「グルマン世界料理本大賞」の2019年「ミルク&チーズ部門」で2位を獲得した。アジア地域で出版されたレシピ本が、同部門で3位以内に入るのは今回が初めて。

 受賞したのは『やさしい、おいしい はじめよう乳和食』(日本実業出版社)。乳和食を開発する、料理家で管理栄養士の小山浩子さんが執筆した。豆ご飯、豚かつ、肉じゃが、だし巻き卵など、日々の和食に牛乳を使うことを提案する。

 同大賞は「料理本のアカデミー賞」と呼ばれ、1995年に始まった唯一の世界的な料理本のコンテストだ。応募総数は1万冊を超える。

 受賞理由について小山さんは「ホエー(乳清)をだしにして活用する乳和食が、欧米の食文化とは異なる牛乳の使い方で驚きがあったのではないか」と説明する。

 小山さんは各地のJAを回り、乳和食教室を開いている。「受賞をきっかけに乳和食への関心を一層高め、日本中に広めて多くの人の健康づくりにつなげたい」と意気込む。

 JA全中は「世界で乳和食の価値が認められ、うれしい。この受賞を契機に、乳和食とプロジェクトの取り組みが、JAグループ内外にさらに広がるよう今後も積極的に推進していきたい」(くらし・高齢者対策課)と話す。

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