農泊拡大へ発信力強化 全農×支援企業 包括提携

 JA全農は4日、農泊予約サイトなどを手掛ける「百戦錬磨」(仙台市)と包括業務提携契約を結んだと発表した。全農は2019年度からの3カ年計画で農泊に取り組むことを掲げており、この分野で先進的な同社との提携で事業化を早める。農泊の情報発信や予約ができるインターネットサイト、組合員、JA向けの開業マニュアルなどの準備を進める。

 同社は、農泊や民泊の予約サイト「STAYJAPAN」の開発・運営や農泊の支援などを行う。同社のサイト運営ノウハウを生かし、10月末からポータルサイト「農泊ネット」を開設する。

 地域の情報を発信する他、宿泊や農業体験の予約もサイト上でできるようにする。若い世代を中心に農泊の認知度を高め、気軽に体験してもらう狙いだ。

 全農は、農泊受け入れ地域の拡大にも取り組む。9月中にJAや組合員向けのマニュアルを作成。農泊に取り組む手順や、必要な手続きなどを紹介する。マニュアルを基に県域で説明会を開く。

 日本の宿泊施設の利用に不慣れな外国人旅行者の増加を踏まえ、施設でのマナーなどをまとめたパンフレットも用意する。受け入れ側の宿泊客への説明などの負担を減らす。

 また、大阪で10月に開く、各国の旅行業者らが集うイベント「ツーリズムEXPOジャパン」に、JAグループとして初めて、農泊のブースを出展。さまざまなイベントを活用し、農泊を積極的にPRする。

 全農は「農泊に力を入れることで、地域をいち早く元気にしたい。関係人口や農業に関心を持つ人を増やし、将来的に就農につなげたい」(地域活性事業課)と意気込む。

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