台風15号 牛舎屋根落ち 乳房炎も発生 千葉県鋸南町

壊れた畜舎で牛を世話する斎藤さん。強風でずれ落ちた屋根の下で牛が身を寄せ合っていた(千葉県鋸南町で)

 千葉県鋸南町で乳牛35頭を飼う斎藤正さん(58)は、台風15号で、牛舎の屋根がずれ落ち、飼料や水を入れていたタンクが根元から飛ばされる被害に見舞われた。

 斎藤さんの自宅も屋根が風で飛ばされたため、自宅の修復を優先し、牛の世話ができなかった。世話に取りかかり、やっと手配できた発電機を酪農家5人で使って対応したが、1日1度しか搾れず、2頭が乳房炎になった。

 吹き込んだ雨で、乾燥飼料にカビが生えて使えなくなった。カビが次第に浸食して処分する飼料が増えているという。斎藤さんは「生きていて初めての経験。資材の供給もだが、使えなくなった飼料の処分先や修復する人手が欲しい」と求めている。
 

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