プロテイン 100億円市場に迫る 中高年からも支持増

 牛乳由来のホエー(乳清)や大豆タンパクなどを原料にするプロテインの市場規模が、2018年度は100億円に迫るまで拡大したことが民間調査会社のインテージの調査で分かった。筋肉増強を目的とした若い男性に加え、健康志向やテレビ番組の宣伝効果で中高年からも支持を集めている。

 プロテインは、筋肉の強化や健康維持に良いとされるタンパク質を摂取できる。粉末を飲み物や食べ物に溶かすなど、手軽に取れると好評だ。

 市場規模は18年度が96億円と増加傾向で、統計がある15年度に比べて2割増えた。ドラッグストアでは健康に関心の高い中高年に訴求した売り場をつくるなど、工夫を凝らす。

 若い男性層に加え、足腰の衰えや筋力の低下を防ぐ狙いで中高年の購入が増えている。50~70代の18年度の年間平均購入額は、15年度に比べて15%増の1万3337円だった。同社は「購入者の中で中高年が定着している」と分析する。

 介護予防に対する意識の高まりや、予防手段としてのタンパク質の認知が進むことで、同社は「プロテインに限らず、高タンパク質食品の需要はさらに高まっていく」と予測する。 

 同社は、自分自身の症状の程度や栄養摂取状況を理解し、不足している栄養などを食品や運動などで補う「セルフヘルスケア市場」が今後も拡大すると見込む。
 

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