リフターでコンテナ移動軽々 洗浄で活躍 サツマイモ生産者が作業場に導入 徳島市

リフターで「なると金時」を持ち上げる吉田さんの妻(徳島市で)

 徳島市でサツマイモ「なると金時」を栽培する吉田敬さん(84)は、20キロを超すコンテナを軽々と持ち上げられるリフターを導入し、労力軽減につなげている。「なると金時」を出荷する際の家庭での洗浄作業に用い、水槽から持ち上げるなどの負担をなくした。岡山県赤磐市で機械設計業を手掛ける松本殷昌さん(81)が開発したもの。コンテナで出荷する品目全ての作業の負担が軽くできるとして、期待が高まっている。

 リフターは、天井のレールに取り付けた滑車からつるす。吉田さんは、横3・3メートル、縦5・2メートルの範囲を移動できるようにした。洗い場からコンテナ置き場までがカバーできる範囲だ。高さは、コンテナ3段分に当たる90センチまで持ち上げられるようにした。高さは、取り付ける作業場に応じて調整が可能。水に漬かる部分の素材は、さびないようにステンレスを使っている。

 「なると金時」が20~25キロ入ったコンテナは、洗浄で水を含むとさらに重くなる。吉田さんはこれまで、水槽に漬かったコンテナを手作業で持ち上げていた。8月~5月中旬まで作業が続き、最盛期には一日にコンテナ40個ほどを処理しなければならなかった。高齢の吉田さん夫妻には負担が大きい作業だった。

 吉田さんは「洗浄作業は、収穫作業後の疲れた時間帯にするので、リフターは本当に助かる。作業時間の短縮にもつながる」と導入メリットを説明する。

 松本さんは2016年、同じ仕組みで米袋を持ち運ぶリフター「お米はこぶ君」を開発した。「サツマイモ農家には高齢者が多いと聞いている。ミカンやリンゴなど他の作目にも応用可能なので、ぜひ活用してほしい」と強調する。

 設置場所や範囲で価格は異なるが、30万~40万円で注文を受け付けている。

 問い合わせは松本さん、(電)086(955)4819。
 

動画が正しい表示でご覧になれない場合は下記をクリックしてください。
https://www.youtube.com/watch?v=bEHd9xaZyQs  

おすすめ記事

動画ニュースの新着記事

検索

e農サーチ e農サーチとは