豚コレラ「CSF」に 農水省

 農水省は12日、豚コレラの呼称を「CSF」に変更すると発表した。豚コレラという呼称が消費者の不安を招く恐れがあり、豚肉消費に影響が出るのを防ぐのが狙い。CSFは「Classical swine fever(クラシカルスワインフィーバー=古典的な豚の熱病)」の略。アフリカ豚コレラは、ASF「African swine fever(アフリカンスワインフィーバー)」と呼称する。

 江藤拓農相は、同日の閣議後会見で呼称変更について「消費者に、できる限り不要な不安や不信を招かないようにするため」と説明。CSF、ASFとも「人には伝播(でんぱ)する可能性がない」と強調し、「科学的知見に基づいて合理的な判断をした」と述べた。

 同省は同日、牛豚等疾病小委員会の津田知幸委員長の見解を公表。「科学的には、ウイルスによって起こる豚コレラは、細菌で起こる人のコレラとは何ら無関係」と指摘。今後の名称は「豚コレラはCSF、アフリカ豚コレラはASFを使うのが好ましい」とした。
 

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