全国JA調査 バケツ稲で地域と密着

 小学生らがバケツで稲の栽培体験をするJAグループの「バケツ稲作り」で、取り組むJAの7割が、地域社会とつながりが深まったと実感していることが、JA全中が25日に発表したアンケート結果で分かった。JA祭りに児童が参加したり、給食に地元産米が使われたりと、目に見える効果につながっていた。全中は事例を全国のJAに発信し、JAファンづくりにつなげたい考えだ。

 調査は8、9月、JAや都道府県中央会にメールで実施。231組織から回答があった。

 地域社会とのつながりの深まりについて聞く問いには、配布しているJAの68・6%が「深まった」と回答。「農家になりたいという声があり、担い手育成につながった」「農業祭りに子どもたちの来場が増えた」「学校行事に招待される」「給食での地場産米の供給につながった」などの声があった。

 バケツ稲を配るJAの中で、55%が栽培指導(出前授業)もする。うち7割をJA職員が行い、農家組合員(15%)、青壮年部・女性部員(15%)と続いた。自由記述では、講師を務めたJA職員や農家らが、子どもたちと接点が生まれたことを実感する声があった。

 全中広報課は「JAが自己改革を進める中、地域とのつながりづくりの意義は大きい。アンケートを生かし、優良事例のヒントをJAに発信していきたい」としている。

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