球根丸ごと菓子 人気 チューリップ産地 富山県砺波市

チューリップの球根が丸ごと1個入った菓子(富山県砺波市で)

 チューリップを「見て」楽しむだけでなく、「食べて」楽しんで──。チューリップ球根の生産量日本一を誇る富山県砺波市で、チューリップの球根が丸ごと1個入った和菓子が人気だ。特製シロップに漬け込んだ球根は、ユリ根のような食感と優しい甘さが特徴。“食べる”球根は全国的に珍しく、注目を集めている。

 販売するのは市内の和菓子店「河合菓子舗」。チューリップ球根の生産が盛んな同市ならではの菓子を作ろうと開発に取り掛かり、1980年ごろに商品第1号が生まれた。

 球根入りのまんじゅう「チューリップ球根菓」(140円・税別)と、球根をパイ生地で包んで焼き上げた「チューリップ球根パイ」(同)の2種類を販売する。

 原料となる球根は、同市の球根農家1戸に生産を委託している。食用のため、観賞用に比べて農薬を制限して生産するという。夏ごろに収穫された後は、店で年明けまで貯蔵し、低温下で糖度を高める。その後、皮をむきあく抜きして、特製のシロップに漬け込み使用する。

 同店は「優しい甘さが味のアクセントとなり、県内外から評判を呼んでいる」と話す。同店に加え、市内のスーパーなどで販売している。問い合わせは同店、(電)0763(32)2459。

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