[世界のSDGs] ドイツ 森林保護基金を創設

 ドイツは、家族経営農家などの無秩序な森林伐採を食い止めるため、世界銀行と合同で環境保護を支援する基金「プログリーン」を立ち上げた。国連が掲げる2030年までの持続可能な開発目標(SDGs)の目標15(陸上生態系の保護)、目標13(気候変動への対策)などに合致し、注目を集める。

 プログリーンは、3本柱で農家支援などを進める。一つは「森林と生物多様性の保護」で、環境保全型農業を推進する家族経営農家や農業企業、グリーン・ツーリズムの普及拡大を進める経営体を財政支援する。二つ目は「農業用地としての森林利用」で、野生動物の保護団体や関連活動などを支援する。最後は「自然保護を基本とした土地利用改善計画」で、環境への負荷が少なく、経済効果のある森林土地を利用する団体・企業などを支援する。

 同国政府は、プログリーンの初期対応として2億ユーロ(約242億円)を計上した。25年までのプログラムで、最終的には10億米ドル(約1085億円)を予算として投じる見通しだ。
 

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