ブロッコリーライス 野菜のご飯供給を開始 全農

米飯と混ぜたチャーハン(全農提供)

消費拡大へ新商品 首都圏で月内販売


 JA全農は、ご飯に混ぜるため細かく切ったブロッコリー「国産ブロッコリーライス」の供給を始めた。細かく切った野菜をご飯に見立てる「ベジライス」で、カット野菜メーカーと連携して開発。昨年12月から今月までの限定で首都圏のスーパーに供給し、米飯と混ぜたチャーハンなどが商品化されている。今後販売を広げ、ブロッコリーの需要を拡大し農家の手取り向上を目指す。

 ベジライスは、健康目的でそのまま食べたり、ご飯に混ぜたりする。全農によると、国産ブロッコリーを使ったベジライスの開発は珍しい。花蕾(からい)や茎を5ミリ角に細断して作る。

 商品開発を進める「全農グループMD部会」が先導し、カット野菜を手掛けるマルマサフード、スーパーのダイエーが連携した。産地JAが加工場にブロッコリーを運び、加工品をダイエーに納入する仕組み。1月末までに約1・4トンの加工品を作る計画だ。

 ダイエーは、ご飯にブロッコリーライスを2割混ぜた総菜を商品化。チャーハンと、ブロッコリーライスを入れたカレーライスの2商品を用意する。どちらも1食398円(税別)で、関東の約50店舗で1月末まで限定的に販売している。

 原料は、埼玉県の2農家が契約栽培している。茎の部分も使うため、調製時は青果用より茎を3センチ長く残す。通常は廃棄される茎も出荷・販売でき、重さで販売する加工・業務用で有利と産地から評価されている。

 全農によると、ダイエーからは安定した注文が入っている。全農営業開発部は「手応えを分析し、長期間供給できる産地体制を探るなどして、販売を広げたい」と説明する。
 

おすすめ記事

JAの新着記事

検索

e農サーチ e農サーチとは