和牛甲子園が閉幕 市来農芸(鹿児島)V

和牛肥育の高校生チャンピオンに輝いた鹿児島県立市来農芸高校の“高校牛児”(17日、東京都港区で)

 全国30の農業高校から和牛を肥育する“高校牛児”が集い、日々の飼養管理や枝肉の評価を競った第3回和牛甲子園が17日、閉幕した。頂点の総合評価部門の最優秀賞は鹿児島県立市来農芸高校が輝いた。飼養管理の工夫などを評価する取り組み評価部門と合わせ、2部門を制した。枝肉評価部門の最優秀賞は、岩手県立水沢農業高校が獲得した。

 主催はJA全農。最優秀の市来農芸高校は、アニマルウェルフェア(快適性に配慮した家畜の飼養管理)を取り入れた飼養環境づくりや脂の質に着目した飼料設計などの取り組みが評価された。同校2年の中養母陸斗さん(17)は「みんなで一丸となって取り組んだ結果」と笑顔を見せた。

 同日の枝肉共励会には、休日を返上して約2年半かけて育て上げた44頭が出品。41頭がA4等級以上に格付けされた。枝肉トップの水沢農業高校の出品牛(去勢)は、父が「菊福秀」、母の父が「華春福」。A5、脂肪交雑(BMS)ナンバー12、ロース芯面積100平方センチ。同校3年の伊藤龍雅さん(18)は「牛にストレスをかけないよう育てた成果が出た」と喜んだ。

 その他の受賞校は次の通り(かっこ内は県名)。

 ◇取組評価部門▽優秀賞=小牛田農林(宮城)鶴翔(鹿児島)▽優良賞=中央農業(神奈川)飛騨高山(岐阜)西条農業(広島)

 ◇枝肉評価部門▽優秀賞=水沢農業、飛騨高山▽優良賞=真岡北陵(栃木)西条農業、市来農芸
 

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