農高和牛食べてみて 栃木県真岡北陵 「甲子園」入賞肉を販売

自らが育てた「とちぎ和牛匠」を来店客にアピールする真岡北陵高校の生徒(1日、栃木県小山市で)

 農高育ちの和牛を召し上がれ──。

 JA全農主催の「第3回和牛甲子園」で優良賞を受賞した、栃木県・真岡北陵高校の和牛肉の販売が1日、同県小山市のスーパー、マルエツ小山店で始まった。初日は生徒が店頭に立ち、試食品を配布。同校3年の篠崎結菜さん(18)は「愛情を込めて育てたので、おいしく食べてほしい」とアピールした。

 地元の農高生を応援しようと、JA全農とちぎや同店などが協力し、企画した。当日店頭に並んだのは、同校で育て、県産和牛の最高級規格「とちぎ和牛匠」に格付けされた枝肉のモモやカタ。同店はすき焼きやステーキ用などで、2日間で110キロの販売を見込む。

 大勢の来店客が訪れ、宇都宮市から訪れた冨田光夫さん(71)は「地元の農高なので親しみが持てる。応援したい」と話した。

 和牛甲子園は、和牛を育てる全国の農高生“高校牛児”が集い、飼養管理の工夫や肉質を競う。同校は1月に東京都内で開かれた第3回大会に枝肉を出品し、A5等級、BMS(脂肪交雑)ナンバー12の好成績で入賞した。

 全農とちぎは「これからを担う若い世代の頑張りを見てもらうことで、栃木県全体の畜産を盛り上げたい」(肉牛販売課)と話す。マルエツは、和牛甲子園に出場した岩手県立水沢農業高校や鹿児島県立鹿屋農業高校の和牛肉も、他店で販売するという。

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