ふるさと納税 返礼品は 田んぼオーナー 世界農業遺産認定の「大崎耕土」 宮城県大崎市が募集

「ささ結」をPRする市のイメージキャラクター「パタ崎さん」(中)ら(宮城県大崎市古川で)

 宮城県大崎市は「ふるさと納税」の返礼品として、世界農業遺産「大崎耕土」田んぼのオーナー制度を登録した。市のブランド米「ささ結(むすび)」(東北194号)が、定期配送される他、6月に開く田んぼの生きもの調査に参加できる。

 オーナー制度は、JA古川とみやぎ大崎観光公社が連携して実施。ふるさと納税への返礼品として「ささ結」を県内外にPRするとともに、寄付金を世界農業遺産の保全事業に活用する。

 納税額は12万円と14万円の2種類から選べる。オーナー証が発行され、インターネットを通じて稲の生育状況が分かる。「ささ結」は新米の収穫後、10月から翌年4月まで計4回、10キロずつJAから定期発送する。「田んぼの生きもの調査」は、6月27日に開く予定。納税額14万円には、ペアのバスツアーが付く。JR古川駅からの送迎があり、田んぼで生きもの調査をした後、市内で買い物を楽しめる。

 募集は、ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」で実施。JA古川の組合員2人が管理する田んぼ約81アールの50区画。バスツアー付きは4月まで、その他は9月までの募集で、定員になり次第終了する。

 制度は期間中のオーナーになるもので、土地の所有権を取得するものではない。天候などの影響で「ささ結」の認証基準をクリアしなかった場合でも、栽培した「東北194号」を発送する。

 JA担当者は「寄付金を屋敷林の居久根(いぐね)や田んぼの生きものの保全、大崎耕土の教材作成などに役立てようと制度を考案した」と話す。

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