抹茶味が一番人気 和のアイス 各社販売強化

 抹茶や小豆、餅などを使った「和風アイス」の人気が高まっている。日本アイスクリーム協会の調査で、ほぼ2人に1人が近年、和の味や和の具材を使うアイスの喫食を増やしたことが分かった。一番人気は抹茶味で、メーカー各社は抹茶使用商品の販売を強化している。

 同協会が「アイスクリーム白書 2019」でまとめた。10~60代の計1200人(男女同数)を対象に昨年10月、インターネット経由で調べた。

 その結果、近年、和風アイスの喫食が「とても増えた」「少し増えた」が合わせて46・3%と半数近かった。「少し減った」「とても減った」の合計6・8%を大きく引き離した。

 直近1年で和風アイスを食べた人は87・0%。種類別では「抹茶」が60・0%と最多。「小豆」(47・4%)、「おもち・大福」(32・7%)、「きなこ」(31・4%)、「黒蜜・黒糖」(29・7%)と続いた。

 メーカーはインバウンド(訪日外国人)需要を視野に、抹茶味に注力。森永乳業は「CООL MATCHA プロジェクト」を展開し、「ピノ」「パルム」「モウ」など抹茶味のパッケージを統一して訴求。明治は抹茶味の「辻利」ブランドで新商品も投入し、シリーズ計で前年比20%増で推移する。訪日外国人を見込んだ抹茶アイスの勢いはしばらく続きそうだ。

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