四字熟語は、短いコラムの助っ人

 四字熟語は、短いコラムの助っ人。ウイルス禍に揺れる世相を表すなら、「新型肺炎」「市中感染」「戦々恐々」「活動自粛」。これで伝わる▼にわかに注目されている4文字が「不要不急」。感染拡大を防ぐため、政府が国民に不要不急の外出を控えるよう呼び掛けた。さして重要でなく急ぎでない用事。と言われても戸惑いが広がる。謝恩会、同窓会、歓送迎会、会議や商談、スポーツ観戦に観劇…。直売所や観光農園も余波を受ける▼新型肺炎の政府対策本部を小泉環境相らが欠席し、批判を浴びた。地元後援会の新年会こそ「不要不急」の行事。「謹慎蟄居(ちっきょ)」もので「言語道断」だろう。ただ、この「非常事態」を奇貨として、働き方改革を進めたい。満員電車を避ける「時差出勤」、テレワークの「在宅勤務」、テレビ会議などの動きは歓迎だ▼目に見えないウイルスは「跳梁跋扈(ちょうりょうばっこ)」「百鬼夜行」。政府は油断で「高枕(こうちん)安眠」していたか。感染の広がりを許し「悪戦苦闘」。中国や米国の顔色をうかがい「右顧左眄(さべん)」する始末である。戦いは「先手必勝」「先憂後楽」が鉄則なのに▼このままでは「危急存亡」に。世界から「四面楚歌(そか)」となり、日本丸「孤城落日」となりかねない。「多事多患」なれど、ここは「冷静沈着」「難局突破」しかない。

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