新型肺炎感染拡大 JAグループ主催イベント 中止・延期さらに

 新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない中、県域JAグループでも主催行事の中止や延期が広がっている。参加者の健康や安全を考慮したもので、不特定多数が集まり、感染が広がるのを防ぐのが狙い。中止や延期は今後も広がる見込みだ。

 北海道では26日も新たな患者が発生。道内で死亡者も出ている。行政やJA道中央会などはセミナーやイベントを相次いで中止・延期にした。

 JA宮城中央会は3月9日に予定していたJA組織基盤強化トップセミナーを中止した。JA常勤役員、幹部職員を対象としたもので、2019年度支店協同活動コンクール表彰式、活動発表を予定していた。JAバンク宮城も同月16日の第14回JAバンク宮城推進大会を中止した。

 JA全農ちばが2月27日に予定していた農業機械スプリングフェア、JA東京アグリパークが3月3~7日に予定していた「美味!ぎふーどフェア2020」などをそれぞれ中止した。

 3月9日に長野県内のJAや生協などの関係者ら約350人が参加し、大学教授の講演などを予定していた「JA長野県農政セミナー」も延期となった。

 静岡県では、2月26日に開く予定だった第63回県JA女性部発表大会が中止となった。また、JA静岡経済連などが28日に開く県柑橘(かんきつ)生産者大会も中止を決めた。

 JAグループ広島は、29日に三原市で開催を予定していた県JA駅伝大会の中止を決めた。9JAと連合会、JA全農ひろしまから23チームの出場を予定していた。

 この他、JA広島中央会は3月2日から予定していた新採用職員研修会を中止とした。他にも中止、延期が可能な研修会や会議は、当面の開催を見送る。

 JA山口県は2月26日、防府市の県立農業大学校で「学生就農応援事業」の助成金交付式を開いたが、雇用を考える法人との合同研修会は中止した。「政府から1、2週間がヤマ場と発表があったので、出席者を限定した」と説明した。

 JA香川県は26日付で県内各支店に対し、3月末までに開く会議などについて、規模縮小や中止・延期の検討などを行うよう周知。開催する場合も感染防止の対応を徹底するよう求めた。
 

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