豆乳市場好調、5・6%増 飲むヨーグルトは減速 民間会社調査

 民間調査会社の富士経済は、豆乳類の2019年の市場規模は前年比5・6%増の697億円となり、20年には720億円に達するとの見通しを公表した。調理用途が拡大しており、今後も堅調な伸びが予想される。一方、近年拡大したドリンクヨーグルトは他の健康飲料へ需要が流れ、伸びが鈍化している。

 同社が「清涼飲料市場における将来性および成長要因分析調査2019」の中で報告した。

 豆乳類は健康を意識した需要に加え、19年は若年層の獲得を狙った小型容器の豆乳飲料が伸長。調製豆乳や無調整豆乳を中心に調理での使用が拡大した。豆乳飲料を凍らせて食べる「豆乳アイス」もヒットした。今後も新規顧客の獲得と用途の広がりが進み、25年には10年比で94%増の773億円と予測する。

 機能性が注目を集め市場の拡大が続いたドリンクヨーグルトは19年、前年比1・7%増の1700億円と推計。他の健康飲料への需要流出もあり、伸びは鈍化した。25年に向けて横ばいの推移が予想されるため、業界は新商品開発などで消費喚起に動きそうだ。

 清涼飲料全体の19年の国内市場規模は5兆2286億円。夏場の天候不順で販売量は減少したが、価格を上げた商品が増え、前年比0・2%増を見込む。タピオカブームで恩恵を受けた紅茶飲料は、前年比16・0%増の2177億円だった。
 

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