[新型コロナ] 消費減対策など農相に要請 全中

江藤農相(右)に要請する中家会長(13日、東京・霞が関の農水省で)

 JA全中の中家徹会長らは13日、東京・霞が関の農水省を訪ね、新型コロナウイルス対策について江藤拓農相に要請した。農産物の消費量や価格の下落、外国人技能実習生らの受け入れへの支障などに懸念を表明。JAグループとして対応に全力を挙げる決意を示し、国も引き続き対策を講じるよう求めた。

 中家会長は、畜産物や花きの消費減、人手不足などの影響が大きく農家の不安が広がっていると強調。「こういう事態があったとしても、何とかやろうという強い気持ちで前向きに取り組めるような形を、われわれも目指したい」と述べた。

 全国のJA組織から聞き取った課題や要望をまとめた結果を手渡した。JAグループの事業が幅広く、農業生産以外でも影響を受けている。和牛の価格下落に対する当面の資金繰り対策や、需要が減っている品目の消費拡大対策、外国人技能実習生の受け入れが滞った場合の支援などを求める声が上がっている。

 江藤農相は「難しいことでもチャレンジする気持ちで政策立案をするよう指示している。国とJA組織が一体感をもってやらなければならない時だ」と応じた。

 タイが環太平洋連携協定(TPP)の加盟を希望していることを念頭に、新規加盟への対応に関する要請も併せて行った。加盟希望国との交渉入りについて慎重な判断をすることなどを求めた。

 中家会長は同日、自民党の森山裕国対委員長(TPP・日EU・日米TAG等経済協定対策本部長)らにも要請した。
 

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