「アグー」隔離開始 豚熱回避、離島へ移送 沖縄

 沖縄県は14日、豚熱発生を受け隔離することを決めていた県在来の希少種「沖縄アグー豚」の移送を開始した。当日は北部地区の養豚場の雄4頭を久米島へ運んだ。3月中に県内の約30頭の移送を完了させる。一次避難完了後は、家畜などのいない別の離島に新たに施設を建て、管理する計画だ。

 同県では1月、うるま市の養豚場で飼育されていた「沖縄アグー豚」で、豚熱の感染が発覚した。2月には感染防止対策として、同種の一部を離島に隔離することを決めた。受け入れ可能な施設の選定と改修、地域への説明などに時間を要していたが、発生後も14日までに複数の感染が確認されるなど沈静化しないことや、6日から県内の豚へのワクチン接種が始まったことを受け、移送に踏み切った。

 初回の移送では乗り合いフェリーを使用し、4頭をケージに入れて運んだ。同県畜産課は「生産者に安心してもらえるよう、隔離の対応を進めたい」と話す。
 

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