[活写] 偏食?→変色! 教材にいかが

武田准教授が飼育するカラフルザリガニ。色素入りの餌を与えると、早いもので1週間ほどで色が変わる(東京都世田谷区で)

 新型コロナウイルスの影響で小中高校の休校が相次ぐ中、与える餌で体色が変わる「カラフルザリガニ」が、子どもたちの科学教材として注目を集めている。東京農業大学の武田晃治准教授が作り出した。農業への応用も期待される。

 2016年、食物連鎖を学ぶ教材として研究を始めた。突然変異で白色になったアメリカザリガニに、パプリカなどの食用色素が入った特製の餌を与えることで色を変える。クチナシで黄色、色素のアスタキサンチンで青色になり、これまで10色のザリガニが誕生した。ピンクやオレンジは国内で初めて。複数の色素の組み合わせで、さらに色を増やせるという。

 武田准教授は「食べたものが体に取り込まれる様子を見て、科学に興味を持ってほしい」と話す。このザリガニの殻を鶏の飼料や畑の肥料などに利用する研究も進む。(富永健太郎)

 

おすすめ記事

地域の新着記事

検索

e農サーチ e農サーチとは