学給用のダイコン切り干しで“復活” 来月提供200キロ加工 JA鳥取中央女性会北条支部

切ったダイコンを丁寧に広げ、天日干しにする淀瀬会長(手前)ら(鳥取県北栄町で)

 JA鳥取中央女性会北条支部学校給食会は、新型コロナウイルスの感染拡大による学校臨時休校を受け、3月に出荷を予定していたダイコン約200キロを切り干しダイコンに加工し、北栄町の給食センターに提供することを決めた。4月以降の給食で使用する予定。

 このほど北栄町にあるJA北条支所中北条加工所で、同学校給食会の会員とボランティア12人が、約180キロのダイコンを加工した。

 同会は、学校給食用の野菜を会員が担当品目を決めて栽培し、供給している。

 今回の臨時休校では、町教育委員会などに同会の淀瀬千賀子会長が「出荷できないダイコンを切り干しに加工して給食で使用できないか」と提案し加工が決まった。

 加工では給食センターの栄養士らと相談し、子どもが食べやすい長さに切ったダイコンを天日干しにする。およそ1週間かけ、水分を抜き、乾燥後は、冷蔵庫で保管すれば1年以上の保存が可能だという。

 淀瀬会長は「行政の協力もあり農産物を無駄なく提供できてうれしい。子どもたちに、野菜は加工すれば形を変えて食べられることを、伝えていくきっかけにもしてほしい」と話す。

 町の学校給食食材で、野菜の多くは、同学校給食会と女性会大栄支部学校給食会が供給している。

 町の2018年の学校給食食材地産地消率(県内産使用率)は、94%と4年連続で県内1位だった。町内産野菜類は66%を占めるなど、県内でも地産地消の推進に力を入れている。
 

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