[新型コロナ] 「医療従事者の皆さんへ」 感謝とエールの花 大阪小売店

色とりどりの200本のバラが医療従事者に贈られた(19日、大阪府高槻市で)

 新型コロナウイルスの対応に当たる医療従事者に感謝の気持ちを伝えようと、大阪府高槻市で生花店を営む「フロリスト花正」などは19日、市内の大阪医科大学病院に色とりどりの200本のバラを贈った。同社の西井忠義会長は「バラは香りが良く、リラックス効果が期待できる。日頃の疲れを癒やしてほしい」と話した。

 同社に加え、花き卸のなにわ花いちばや、徳島県海陽町でバラ生産を手掛ける「岡松ローズ」らが企画した。

 同日、「ライトニング」や「カルピデューム」「クールウォーター」など、黄、オレンジ、ピンクの3色3品種のバラ200本に加え、約50本のスターチスが贈られた。生花店の担当が1メートル弱の花瓶に生け、病院の入口に設置。花瓶の横には「(医療従事者に)心より感謝し花でエールを送ります」と書かれたメッセージが添えられた。

 同病院では3月下旬以降、大阪府の要請を受け、新型コロナウイルス患者の受け入れを行っている。南敏明病院長は「淡い色合いのバラで見ていて落ち着く。医療従事者や患者がほっと一息つくことができる」と笑顔を見せた。

 花は1週間ごとに取り替えられ、来月中旬まで飾られる予定だ。岡松ローズの岡松計仁代表は「当社も新型コロナウイルスの影響でバラが売れず、苦戦している。同じく苦しむ医療従事者にエールを送りたい」と話す。

 病院への生花の持ち込みを巡っては、かつて感染症の予防などを理由に病院側が禁止する動きがあった。ただ、実際には見舞いの花が原因で患者が感染症を起こす可能性は極めて低いことが、専門家から指摘されている。なにわ花いちばは「花が持つ癒やし効果を再確認する契機にもなれば」と期待を寄せる。

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