4月食品輸出9%減 貿易統計 コロナ禍で需要停滞

 財務省が21日発表した4月の貿易統計速報(通関ベース)によると、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う世界的な需要減少や物流の停滞で、日本の食料品輸出額は前年同月比9・0%減の622億円で、4カ月連続で減少した。

 国別に見ると、米国(同21・5%減の73億円)や欧州連合(EU)(同29・5%減の21億円)が大きく落ち込んだ。中国は同18・9%増の124億円と3カ月ぶりに増加した。

 一方、食料品の輸入額は同5・9%減の6349億円だった。肉類が5・6%増の1600億円(31万トン)だった以外は、軒並み減少した。穀物類は3・2%減の637億円(195万トン)、野菜は0・2%減の511億円(29万トン)、果実は0・6%減の552億円(25万トン)。魚介類は18・8%減で全体を押し下げた。

 食品以外も含めた全体の輸出額は同21・9%減の5兆2023億円、輸入額は7・2%減の6兆1327億円だった。

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